JR中央線周辺の賃貸情報|適正家賃.com

JR中央線沿線の家賃相場

中央線は東京駅からはるか名古屋駅までを結ぶ、
総延長400km以上にわたる日本でも指折りの長い路線です。
関東エリアでは通勤に使われるのはもちろん、
東京と山梨を結ぶ重要な路線となっていたり、
名古屋と長野を結ぶ輸送ルートなどとして利用されています。
同区間を結ぶ東海道線と比較して山間部を走るため、
全線を通した輸送ルートという使われ方は稀なようです。
詳しい説明はwikipediaをご覧ください。
今回の分析では東京〜高尾間の中央線の中でも特に
中央線快速と呼ばれる区間を分析対象としました。
地域としては、大きく四つに分けて分析を行いました。
東京〜新宿までの都心エリア
新宿〜三鷹までの中野エリア
吉祥寺〜立川までの北多摩エリア
立川〜高尾までの八王子エリアです。

都心エリア(東京〜新宿)

日本の交通の中心であるターミナル駅の東京駅から出発し、
外堀を左回りに四谷までまわり、その後新宿に向けて方向を変え、
こちらも一大ターミナル駅である新宿に至ります。
御茶ノ水ー三鷹間は総武線と並行して走るため、
中央線は総武線の急行列車という位置づけの区間でもあります。
今回分析対象としたのは総武線停車駅も含めた駅全てです。
このエリアで連絡する路線は非常にたくさんあるため、
路線名のみ列挙しておきます。
JR山手線
JR京浜東北線
JR東海道線
・JR京葉線
・JR総武線
・JR横須賀線
・JR埼京線
・JR湘南新宿ライン
・東海道新幹線
・東北新幹線
東京メトロ丸の内線
東京メトロ銀座線
東京メトロ千代田線
・東京メトロ有楽町線
東京メトロ南北線
都営大江戸線
・都営新宿線
小田急小田原線
京王線
このエリアで家賃相場がもっとも高い駅は、千駄ヶ谷です。
あとは新宿、代々木と続きます。
千駄ヶ谷は新宿、代々木と比較しても8000円ほど、
他の駅と比較すると12000円ほど高くなっています。
千駄ヶ谷は大江戸線の国立競技場駅があるのみで、
交通がそれほど便利な駅ではないのですが、圧倒的に高いようです。
これは、新宿御苑などが近く住環境が良いこと、
表参道などのおしゃれな街を圏内に含むことなどにより、
おしゃれで家賃の高いマンションが多いことが原因だと考えられます。
逆に安いのは神田、信濃町です。
神田はビジネス街であるため、敬遠されているのが原因だと考えれれます。
信濃町はそもそも駅近に物件が少ないことが原因の一つです。
また、駅前に創価学会の施設がたくさんあり、
その信者以外の方からは敬遠されている可能性がありそうです。
この地域の家賃相場の特徴的なパラメータは、
建物の経年による家賃下落率が群を抜いて高いことです。
これは横浜のみなとみらい線と同程度のレベルです。
可能性として考えられるのは、
非常に古くから賃貸マンションなどが立ち並ぶ地域であり、
非常に古い物件でも割安物件としてのニーズが存在するためです。
また、新しい物件が今でもどんどん供給されており、
それらとの家賃差が明確になっているため、
下落率が高くなっているとも考えられます。
また、都内のような路線が集中するエリアでよくみられる、
駅からの距離による家賃下落率が小さいという傾向も現れています。
これは、駅から離れても他の駅にすぐ近づいてしまい、
そちらの駅の価値が反映されて家賃があまり下がらないためです。

中野エリア(新宿〜三鷹)

新宿を出ると、西に向きを変え、立川まで直線の線路が続きます。
新宿を過ぎると一挙に住宅街の雰囲気になり、中野、吉祥寺、三鷹へと至ります。
吉祥寺は、アンケート調査で住みたい街ランキング1位になることが
多い街としても知られています。
これは、駅前の雰囲気、周囲に広がる高級住宅街、
学生が多く住む町であることなどが原因のようです。
このエリアで連絡する路線はたくさんあるため、
路線名のみ列挙しておきます。
JR山手線
・JR総武線
・JR埼京線
・JR湘南新宿ライン
・東京メトロ東西線
東京メトロ丸の内線
・都営新宿線
都営大江戸線
京王井の頭線
このエリアで家賃相場が最も高い駅は新宿です。
その後は新宿から遠ざかるほど順に安くなっていく傾向にあります。
新宿と大久保の差は11000円ほど。大久保と東中野で5000円ほどです。
その後はひと駅下るごとに1000円〜2000円程度下がっていきます。
例外は吉祥寺です。
やはり住みやすい街ランキング1位ということもあり、
新宿からの距離から見た相場より3000円ほどは高いようです。
しかし、3000円しか違わないというのはちょっと意外です。
ランキング1位であればもう少し高くなっていてもよい気もしますが。
逆に、最も家賃が安い駅は三鷹です。
このエリアの特徴的なパラメータは、
建物の経年による家賃下落率が小さいことです。中央線都心エリアとは対照的です。
こちらは学生向けに古い木造アパートがきれいにリフォームされて、
割安物件として貸し出されていることが原因だと思われます。

北多摩エリア(吉祥寺〜立川)

吉祥寺から先も立川まで直線区間です。
このエリアも大学などが多く、学生が多い街のようです。
また、都心への通勤利用者も非常に多いエリアです。
吉祥寺、三鷹、国分寺、武蔵小金井、立川には駅前に
ある程度の規模の商業施設があります。
吉祥寺で京王井の頭線と、
三鷹、吉祥寺で東京メトロ東西線と、
武蔵境で西武多摩川線と、
国分寺で西武国分寺線、西武多摩湖線と、
西国分寺でJR武蔵野線と、
立川でJR南武線、JR青梅線、東京都市モノレールと連絡します。
このエリアで家賃相場が最も高い駅は、吉祥寺です。
その後は、三鷹、武蔵境と続きます。
吉祥寺ー三鷹の差は5000円程度、
三鷹ー武蔵境の差も5000円程度、
武蔵境ーその他の駅の差もほぼ5000円ほどです。
その他の駅は西国分寺を除けばすべて1000円程度の違いしかないようです。
最も安い駅は西国分寺で、国分寺、立川などと比較して
2000円〜3000円程度安いようです。
このエリアの家賃相場の特徴は、本路線の他のエリアと比較して、
アパートによる家賃下落が非常に大きいことです。
これは意外な結果です。
街としても古い街が多く、アパートなども物件も多数存在し、
そのニーズ(学生)も多い地域であるためです。
これは別途調査が必要です。

八王子エリア(立川〜高尾)

立川を出ると進路を南西変え多摩川を渡り、八王子に向かいます。
多摩川を渡ったあたりからだんだんと田畑なども見えるようになり、
徐々に郊外の雰囲気に変わっていきます。
しかし八王子駅周辺は再開発されたことなどもあり、
駅前に商業施設が多く所在しています。
立川でJR南武線、JR青梅線、東京都市モノレールと、
八王子でJR横浜線、JR八高線、京王線と連絡します。
高尾で京王高尾線と連絡します。
このエリアで家賃が最も高い駅は、立川です。
その後は八王子、日野と続きます。
このエリアは八王子を除けば立川からの距離に応じて
家賃が下落していく傾向にあります。
八王子は商業施設を有することと、
他の路線との乗換駅であることなどから高くなっています。
立川と八王子の家賃相場の差は7000円ほどです。
このエリアの家賃相場の特徴的なパラメータは、あまりありません。
郊外を走る私鉄の支線などを同じような傾向を示しています。

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